離乳食 初期 (月齢5〜6ヵ月)
スタートの目安
よだれが増えたり、大人が食べているのを見て欲しそうな顔をするようになったら
食べものの固さ
固まりがなくトロトロ状のものから始め少しずつ水分を減らしてベタベタ状にしていきます。
食べものの量(赤ちゃん用スプーン)目安
I 炭水化物(穀類) おかゆ 30〜40g
II 卵 卵黄 2/3個以下
又は豆腐 25g
又は乳製品 55g
又は魚 5〜10g
又は肉 5〜10g
III 野菜•果物 15〜20g
調理用油•砂糖 0〜1g
1、2日目 1さじ
3、4日目 2さじ
5、6、7日目 3さじ
はじめはおかゆを1さじずつ少しずつ量を増やしていきましょう。
あくまでこの時期の栄養の主体は母乳やミルクなので赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
食べ方
今まで母乳やミルクを飲むだけだった赤ちゃんは、舌を前後に動かすことしかできません。
離乳食を通して食べ物をスプーンから唇と舌を使い口の奥に運んでゴックンと飲み込むことを覚えていきます。
ポイント
早朝や深夜を除いた1日の授乳時間のうちの1回を離乳食の時間にします。
離乳食初期の食品はアレルギーが出にくい食品ばかりですが、万が一アレルギー反応が出た場合に、すぐに小児科へ連れて行くことができる午前中からスタートしていきましょう。
また赤ちゃんの体調も良く、機嫌のいいときにスタートし、生活リズムを作るためにもなるべく同じ時間帯にあげるのが理想的です。
この時期は栄養をとることよりもスプーンの感触や食べ物の味、舌を使うことに慣れるのが目標です。