ティアラコラム

2歳前後のお子様にとって、おやつは大切な栄養源

2019/02/20

成長が著しく、1日の運動量も格段に増える2歳以降のお子様にとって、3食の食事の他に「おやつ」は大切な栄養源になります。2歳前後のお子様はまだ食事を一度に多くを食べられないことから、おやつでエネルギーを補うことが必要になってきます。そのため、おやつの時間を効果的に活用して栄養にもなるおやつの選び方のポイントを紹介していきます。

 

炭水化物を中心として野菜や果物・乳製品などを組み合わせて

 

バナナやホットケーキなど体を動かすために必要な炭水化物を中心に、普段の食事で不足しがちな栄養素を補うような野菜・果物・乳製品などの組み合わせが効果的です。

ただし、おやつを食べたために、3度の食事があまり食べられなくならないように、適度な分量と間隔をあけるようにしましょう。具体的には食事との間隔を2~3時間程度空けるようにするとよいでしょう。

「今日の分」など、食べる量だけお皿に出すようにすると食べ過ぎを防ぐことができます。そのため、おかわりはなるべくさせないようにしましょう。

 

市販のおやつは砂糖や油脂の多いお菓子を避けましょう

 

市販のおやつはどのようなものを選べばよいかというと、基本は砂糖や油脂の少なく、甘くないおせんべいやクッキーなどがお勧めです。特に砂糖や油脂の多いお菓子は食事に影響してしまう可能性もあるので、出来るだけ避けるとようでしょう。

 

あと、よくチョコレートなどはあげてはダメですかという質問も多く寄せられますが、基本的にあげるにしても「1日1回まで」という形で量や約束事を決めるようにしましょう。砂糖の甘さはクセになり、子どもが大好きな味でたくさん欲しがってしまい、強い甘さに慣れてしまうと、食材のもつ繊細な甘みを感じにくくなってしまいますので、味覚の発達のためにも、あげるのは3歳くらいまで待って、なるべく遅らせるのがおすすめです。